妊娠中に起こる腹痛! すぐに病院へ行ったほうが良いの?

妊娠中に起こる腹痛! すぐに病院へ行ったほうが良いの?

  • 提供元 nicottie公式
  • 2017年3月15日 更新
  • 妊娠・出産
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元気に妊娠生活を送るのがベストですが、妊娠中は何かとトラブルがつきもの。特に、妊娠中に腹痛を経験する妊婦さんは多いと思います。今回は、妊娠中に腹痛が起こる原因と対処法を、妊娠時期別にまとめました。

妊娠中の腹痛・妊娠初期

妊婦さんになってまだ間もないこの時期。お腹に痛みを感じると、不安になりますよね。
妊娠中の腹痛の中でも、妊娠初期に起こるものとして、下記のような症状が挙げられます。

・お腹の中の赤ちゃんの成長に伴って子宮が大きくなることにより、起こる痛み
・ルティン嚢胞(妊娠中に分泌されるhCGホルモンの影響により、卵巣に嚢胞ができるという症状)
・便秘や下痢(妊娠中に分泌量の多くなる黄体ホルモンの影響によるもの)

これらは妊娠中の腹痛として妊娠初期に起こり得る自然な現象ですので、大丈夫です。痛みを感じたら、横になって体を休めましょう。1時間程度で治まるようであれば、心配のないことがほとんどです。ルティン嚢胞についても、妊娠週数が経過すればhCGの分泌も減りますので、妊娠週数が進めば小さくなることがほとんどです。

また、この時期に起こる妊娠中の腹痛として、少量の出血と軽い痛みがある場合には、流産または切迫流産という可能性もあります。流産とは、妊娠21週終わりまでの間に妊娠が終わってしまうことを指します。また、切迫流産とは、流産の一歩手前の状態であることを指します。
しかし、この場合は症状が現れた時点ですぐに医療機関を受診したとしても、対処する方法がありません。切迫流産に効果的とされる治療法は確立されていないため、翌日まで待つか、次の健診時に受診すれば良いとされています。妊娠中期以降で腹痛を伴う場合には、医療機関で張り止めの薬を処方されることもあります。
ただし、激痛のある場合には、妊娠中の腹痛の原因として異所性妊娠(子宮外妊娠)の可能性があります。異所性妊娠をそのままにしておくと母体に危険が及ぶこともありますので、すぐに医療機関を受診しましょう。

●参考サイト:日本産婦人科学会「流産・切迫流産」
http://www.jsog.or.jp/public/knowledge/ryuzan.html
●参考サイト:ヘルスケア大学「妊娠初期に生理痛のような痛みがあるって本当?」
http://www.skincare-univ.com/article/014353/
●参考サイト:ヘルスケア大学「切迫流産の状態と原因や予防法」
http://www.skincare-univ.com/article/015061/

妊娠中の腹痛・妊娠中期

妊娠中期になると、妊娠中の腹痛として、子宮の収縮が痛みとして現れることがあります。これがいわゆる「お腹の張り」という症状で、子宮の収縮によりお腹が張っている時は、いつもは柔らかいお腹がかたくなっていますので、自分で触って確認することができます。お腹に張りを感じた時には、横になるなどして体を休めましょう。すぐに張りが治まるようであれば、心配のないことがほとんどです。安静にしていても張りが治まらない場合には、医療機関を受診しましょう。
香川県の病院で産婦人科医として勤務されている方のツイートです。特に初産の場合には、「お腹が張る」という感覚がわからなかったり、どんな症状が現れた時に病院を受診すべきかわからなかったりして、不安になることが多いと思います。腹痛を原因とした入院経験がある私の経験上、腹痛が続く場合は遠慮せずに医療機関を受診・または電話で尋ねてみるのが良いでしょう。

私が腹痛のため入院したのもちょうどこの妊娠中期の頃だったのですが、その原因は、子宮筋腫の炎症によるものでした。子宮筋腫があること自体妊娠後に発覚したため、妊娠中は様子を見つつ産後にもし必要であれば適切な処置をするということになっていたのですが、担当医曰く「たまに炎症を起こすことがある」という子宮筋腫のために、私は合計3回の激しい腹痛・入院を経験しました。
最初は鈍い痛みから始まり、少しずつ痛みが強くなって、我慢できなくなった頃にかかりつけ医を訪れて、その度に入院となりました。入院といっても、朝晩の点滴以外は寝ているだけだったのですが、少し動くだけでもお腹が痛く、寝ていても起きていても痛いというどうしようもない状態だったので、結果的には入院をして良かったのだと思います。子宮筋腫のある方は、腹痛の原因として炎症を起こしているということも考えられますので、痛みが弱いうちに医療機関を訪れることをおススメします!

●参考サイト:愛知県産婦人科医会「妊娠前中期に起こりやすい異常と対処」
http://www.aichiog.com/html/yoiakachan.html#2

妊娠中の腹痛・妊娠後期

この時期に起こる妊娠中の腹痛としては、そのほとんどが子宮の収縮による生理的なものです。安静にして、すぐに張りが治まるようであれば、問題はありません。
ただし、安静にしていても張りが治まらなかったり、痛みが強くなったり、破水してしまったりといった場合には、医療機関を受診するようにしましょう。診察の結果、子宮の収縮が強く、子宮口が開いてしまっているような状態の「切迫早産(早産の一歩手前の状態のこと)」と診断された場合には、その状態によっては入院が必要になることもあります。
日本では、妊娠22週0日から正期産に入る前の36週6日までの出産を早産と呼んでいますが、もしも赤ちゃんが早く生まれてしまうと、生まれた後に障害が残ってしまうこともあります。

このような切迫早産や早産を予防するためには、無理のない生活を送ることが大切です。また、妊婦健診は必ず受診して、医師の指導には従うようにしてくださいね!
妊娠後期に多い腹痛の原因として、「切迫早産」がありますね。切迫早産と診断された場合、自宅安静を指示されたり、程度によっては入院して治療が必要となったりすることがあります。

私の友人にも、このツイートの方と同じく、切迫早産での自宅安静経験者が何名かいます。医師からは入院を勧められたものの、まだ小さな子どもを残して入院はできないということで自宅安静を選んだ知人もいます。私の周りでは、上の子がいると、入院するのが難しく自宅安静を選ぶというケースが多いように思いました。

実は私は、妊娠後期の頃に切迫早産での入院経験があります。
腹痛に加えて、子宮頚管が短くなっていたことを原因とした入院でした。自宅安静を希望したのですが、求められた自宅安静のレベルの難易度が高かったため、泣く泣く妊娠9ヶ月~臨月に入るまでの約1ヶ月、入院生活を送りました。
医師から「自宅安静」と言われた時は、どの程度の安静が必要なのかということが重要です。
一言で自宅安静といっても、家事をしてもOKという場合、家事はNGだけれどもトイレや食事、シャワーはOKという場合など、安静のレベルが異なります。自分の場合はどの程度の安静が求められているのか、医師にきちんと確認するようにしましょう。
私が告げられた「自宅安静」は、トイレと食事以外は横になって過ごすというものでした。私の場合、自宅にいると、いくらNGとはいってもついつい家事などをしてしまいそうだったので、自宅安静は無理だと判断して、入院を決断しました。
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